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2008年3月 4日 (火)

火事

今日は、アデレード滞在も最後の二週間という時期になって、一日に二つも、かつて経験したことのない恐ろしい出来事に遭遇しました。
その一つは、火事です。
Belair小学校勤務中のランチタイム、フレンドリーな女生徒二人と日本語教室で過ごしていました。突然、校長先生の緊迫した口調で火事を知らせる校内放送が入り、生徒全員校庭に集合するようにとの指示でした。
女生徒たちと急いで外へ出ると、もあ~っと煙の匂いが漂ってきて、これは火災訓練とかではなくてマジだなと思いました。
生徒や教員が集まっている校庭に行きました。
ここ南オーストラリアでは毎夏大きな山火事が起こっており、何千km2にも渡る大被害も珍しくありません。とくにBelairは山に囲まれた丘の上に位置しており、今学期に入って3回くらいBush Fire Alert (Level 1)という山火事注意日がありました。(気温が高くて乾燥していて風の強い日に校内で発令されるもので、Level 1は校内で教室を移動するとき飲み水を持参するというくらいの軽いレベルですが…) 今日は風がなかったのでBush Fire Alertこそ出ていませんでしたが、今週に入ってから連日37℃を越える暑い日が続いていて空気も乾燥していて、山火事など起こったら恐ろしい気候です。
学校でも家庭でも山火事の危険について日頃から教わっている生徒たち。中には恐怖心から泣き崩れる生徒も数名…ただごとではない雰囲気でした。Police_speaking
校舎とは別棟の生徒用トイレから煙が出ているのが見え、まもなく消防車2台と救急車が校内に入って来ました。炎が上がるほどのことはなく数分で完全に消火した様子で事なきを得、消防車たちはすぐに帰っていきましたが、その後、大勢の警察官が学校を訪れ、生徒全員体育館に移動して、校長先生の話のあと警官からも話があり、その後、何か知っている生徒だけを残しての事情聴取がありました。校内のトイレ三箇所でトイレットペーパーに火をつけるいたずらをした生徒がいたらしいです。
建物が燃える、怪我人が出るといった被害は全くなく、一時間後くらいには通常の授業を再開しました。
私が一番心配したのは、やはりJunのこと。たいていお友だちと一緒に過ごしていますがたまに一人でいるのを見かけます。校内放送はとても早口で私でもはっきり聞き取れませんでした。最初の集合場所の校庭でJunを見つけたときは胸をなで下ろす思いでした。
放課後Junが言うには、放送がかかったときJunもトイレにいたとか。
「ボクはおしっこしてたから何も見えへんかったけど、ウンチ用の部屋で大きいお兄ちゃんがなんかやってたんや。そしたら臭い煙が臭ってきて、ボク、苦し~くなって死ぬかと思った」
「え~???」後から聞いたからよかったけれど、そんな恐ろしいこと!! 考えただけで身の毛がよだちます。
本当に大きな被害もなく生徒全員無事でよかったですが、自分が生徒だったころから教職に就いて今日まで、学校という場に身を置くこと40年近い人生で初めての経験です。Belair勤務も残り一週間、最後の最後にこんな経験をするとは夢にも思いませんでした。

帰国まであと16日。


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