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2007年12月 7日 (金)

恐るべしオージークッキング

先週のことですが、高校勤務の日、現地日本語教員の一人(日本に住んだことのないオージー)が、授業の直前にすごい荷物をもってやってきました。
私の顔を見てニコッと微笑み、「今日は寿司とお好み焼きを作るわよ」
「寿司やお好み焼きなら、授業で何度も作ったことがあるから前もって言ってくれたら、いろいろ手伝えたのに…」と私。
彼女は「急に思い立って。それにもう年末であなたが来るかどうか分からなかったし…」と言いながら、用意してきた材料をドサッと机の上に広げました。
大きなボール一杯のすでに炊いてある冷たいごはん。
「もう味付けもしてあるの?」
「まだよ。でも、みりんなら持ってきてあるから…」
「え?」(みりん??????????みりんって、あなたー…)
「Sushi vinegarは?」と、恐る恐る尋ねると…
「Oh…(と、ここで初めて自分の勘違いに気付いた様子)、家庭科の先生に聞いてみるわ、なかったらごはんだけで作りましょう」と言って、彼女は慌てて酢を探しに行きました。
(げ~、ただのごはんで巻くなんてイヤだよ~~~)と心の中で叫びながら、彼女の持ってきた他の材料を見てみると、そこにあったのは、ニンジン、たくあん、ツナ缶、紅しょうが、アボカド、マヨネーズ、おたふくお好みソース、お好み焼き用ミックス粉、卵。
(お好み焼き作るって、キャベツも肉も何にもないじゃん…)
そこへ戻ってきた彼女。「Vinegarがあったわ」
ラベルを見るとただのrice vinegarだったので、大急ぎで職員室の塩と砂糖を取ってきてもらって味をみながら適当に混ぜて、冷めて固まったごはんにドボドボとかけて混ぜました。なんという作り方…でも、それなりに酢飯の味になったので、まっいいか…どうせ食べるオージーキッズたちも味なんてわかりゃぁしないし…と開き直るしかありません。。。
そうそう、それよりお好み焼きの材料よ、と思い出し、「ところで、キャベツは?」と尋ねると、またしても「Oh…」なんでも、二玉も買って、家に忘れてきたとのこと。(オイオイ、たのむよ~、と、もうこの時点で肉のことなど尋ねる気も失せた私…)
彼女曰く、「キャベツなしでも似たようなものができるでしょ?」
(イヤだ~、イヤだ~と泣きたい気分だったけど、ふとたこ焼きをイメージして、キャベツがなくても食べられないこともないか、と思い直しました。それに、せめてもの救いは、おたふくソースがあること、ソースさえあれば、ごまかせるでしょう。。。)

ということで、日本人としては許せない邪道クッキングで寿司とお好み焼き(と呼べるのか?ミックス粉を水と卵で溶いて焼いただけ)を作りました。
でも予想通り、生徒たちは美味しい、美味しいと大喜び。は~、味の分からないやつらめ。。。
しかし、私の知らないところでこんな料理をやってるオージーがたくさんいるんだろうなぁ…今日だって、私がいなかったら、みりんをぶっかけたごはんで巻き寿司作ってた訳だし…ひゃ~、恐るべし、オージークッキング。

(嵐のような90分でした。当然写真などありません。。。)


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コメント

 またまた,お久しぶりです。お寿司・お好み焼き作りから書道まで本当に大変ですね。日本でも40分で書道はきついです。3年から授業であるので,準備や後片付けにはなれているはずですが,やはり1時間にはおさまらないことが度々・・・ すごくがんばっていらっしゃることに敬意を表します。
 でも,毎回このブログは,他国の教育現場の様子がよくわかり,おもしろいですね。
 また,コメントします。日本はあと2週間で冬休みです。勉強が終わらないとどうしようかと焦り始めています。(笑)

投稿: motoko | 2007年12月 9日 (日) 10:34

Motokoさん、コメントありがとうございます。お久しぶりですね。きっとこの時期、成績処理にお忙しいことと思います。私は今は成績をつけなくていいのでラッキーです。それにこちらはあと一週間で6週間の長期休暇♡気分はすっかりホリデーです。
Carlineに聞いたのですが、こちらにこられる日程と私のタスマニア旅行がちょうど重なっているので、残念ながらお会いできそうにありません。
でもアデレードはとってもいい街なので、こちらにこられるのを楽しみに最後の二週間乗り切ってくださいね。

投稿: Demi(Jun*Mum) | 2007年12月 9日 (日) 12:25

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