2006年4月12日 (水)

出発

夕方4時過ぎ、いよいよ住み慣れた我が家を後にした。

夫に車で関空まで送ってもらった。
日本での最後の食事は関空のお蕎麦屋さん。当分和食が食べPhoto_28られないだろうと夫が選んでくれた。食後にカフェでコーヒーを飲んだ。夫やRyonとの別れが刻々と近づいてきた。何度も泣き出しそうになり顔を両手で覆った。

ついに搭乗時刻になった。ゲートの外で夫がRyonと、姿が見えなくなるまでずっと見送ってくれた。泣き崩れそうな気分だったが、Junが暢気に「いよいよ飛行機に乗れる」とはしゃぎ出したので気がまぎれた。

Photo_29 飛行機に乗り込んで自分の席についた時、さっきまでの泣きたい気分は消えた。いよいよ本当に出発だ。Junと2人だけの外国暮らしが始まるのだ。うまく表現できないが、何か自分の中に前向きな力強いものが生まれてきたような不思議な感覚だった。

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最終荷造り

いよいよ出発の日が来た。
荷造りを仕上げなければならないのになかなかはかどらす、出発ぎりぎりまでかかってしまった。
先日のブログのように「スーツケース一つ」なんて、とてもおさまらない。家用にA4ワイドと仕事用にB5のノートパソコン二台・プリンタ・外付けハード・コード類・アプリケーションのCD・変圧器…パソコンと周辺機器だけでスーツケースの大半を占領してしまった。電気機器ばかりで「シンプルライフのための旅立ち」なんてしゃれたものじゃないな…予定していた衣類や生活用品が入らなくなってしまった。
日本語指導のために買い揃えた「みんなの日本語」の本数冊を別便で送るつもりだったが、それと一緒に衣類なども箱に詰めて後から夫に送ってもらうことにした。

         日本語指導におススメのシリーズ→   みんなの日本語―初級1本冊

結局、荷物は私のスーツケースとJun用に買った小型のスーツケース、機内持込用のそれぞれのリュック、あとは別便でダンボール2箱に納まった。今までの先生の話を聞くと数十万円かけて業者に頼んだ人が多かったので、それに比べれば「シンプルライフのための旅立ち」は上出来かな…

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15年くらい前に買った中型のスーツケースと今回Junに買った小さいスーツケースに荷物を詰め込んで、2年間のアデレード暮らしへと日本を発ちました。

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2006年4月 9日 (日)

スーツケース1個の旅立ち

ほんの1ヶ月前まで、家族全員で行けると信じていたのに・・・。
ほんの数日前まで、夫とRyonも観光ビザで何回かに分けて渡航し、一年の大半を一緒に過ごせると思っていたのに・・・。
もともと弱虫で、一人では何も出来なくて、旅行でも何でも人の後をついて回ってた私が、幼いJunを連れて見知らぬ異国に2年間も移り住むなんて・・・!
しかも、もっと若い10代や20代の頃ならまだしもこんな歳になって・・・。
荷造りも一向に進まなくて、気が滅入って、自信喪失しそうになったとき、ふと以前読んだ一冊の本のことを思い出した。
私の好きな料理研究家の一人、大原照子さんの「少ないモノでゆたかに暮らす」 
たしか彼女は40代くらいの時にスーツケース1個で1人で英国に留学したはずだ。
本をひっぱり出してきて開いてみた。
1ページ目の出だし。
「1974年の4月、43歳になった私は、スーツケース1個とバッグだけという簡単な旅支度で日本を後にし、英国に向かいました。・・・(中略)・・・ロンドンのパディントン駅に着いたとき初めて、仕事から、家族から、日常から解き放たれた開放感に浸り、踊りだしたいような嬉しさがこみあげてきました。・・・」
すがすがしい気分が伝わってくるこの文章を読んだとき、それまでの憂鬱な気分が一気に吹き飛んでとても前向きな気持ちになれた。状況こそかなり違うが似たような年齢の女性がこんな時代に1人で留学して、こんな気持ちで海外生活をスタートしたんだ。
そうだ、せっかく決まった派遣、不安がってなんかいないで、私も初めての海外生活をこんなすがすがしい気持ちで始めよう!あこがれのゆったりシンプルライフを始める絶好の機会だ。
今の時代、どこへ行っても生活に困ることはないだろう。あれやこれやと荷物に詰めないで現地でいろいろ買い集める方がきっと楽しいはずだ。
私に絶対必要なのはパソコン。インターネットさえあれば仕事の教材でも料理のレシピでも情報はなんでも収集できる。よし、荷物のメインはパソコンと周辺機器。あとは最低限の衣類や生活用品を私とJunのスーツケースに詰めるだけにしよう。
憂鬱だった荷造りも少し気が楽になり、生活をリセットしてゆったりシンプルライフを始めることがとても楽しみになりました。

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2006年4月 6日 (木)

出発日決定

夜、電話があり、先日のビザ発給を受けてようやく航空券の予約が取れたとのこと。
出発は12日の夜9:45発の便でアデレードに着くのが13日の午後2:05。
あー、いよいよRyonと夫を残しての旅立ちが目前に近づいてきた。
頑張るしかないよ、最後は自分で決めたんだから。
不安や寂しさで泣き出したい気分になるけど、
私が弱音を吐いたら幼いJunがかわいそう・・・
Junのために心に鞭打って、いつも強くて頼りになるお母さんでいなければ。
明るく前向きに頑張っていこう!

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2006年4月 1日 (土)

ビザ取得

今日ようやくビザが発給されました。
大使館から送られてきた封筒を開けると、家族4人のパスポートがありました。
私とJunのパスポートには初めて目にするビザのステッカーが貼られてありました。
普通はみんな初めてこれを見たときは嬉しい気持ちになるのだろう・・・
でも私は何とも言えない虚しい気持ちになりました。あぁ、これがビザか・・・
こんなちっぽけなステッカー1枚のために私たち家族は引き裂かれるのだ。
わかりきっていたことですが、夫とRyonのパスポートには何も貼られていませんでした。
そのパスポートを目の当たりにして、くやしくてまた涙が出てしまいました。

3ヵ月前、お正月明けの1月4日、家族4人でビザ申請必要書類の健康診断をしに行きました。あの頃は家族で渡航できるものと信じて疑わなかった。
眼科検診でRyonは視力検査がうまくできず、測定不能とされてしまった。小学校では子供用の絵柄やひらがなを読ませるような検診方法で無事測定できたので、輪の切れ目の向きを読ませる練習などまったくさせていなかった。眼科医にオーストラリアは厳しいからビザがおりないかも知れないと冷たい口調で言われた。
その時は、もう派遣は決まっているしRyonだけビザがおりないなんてありえない、検診方法を十分に揃えていない自分の手落ちを棚に上げてばかなことを言うな・・・とその眼科医に腹が立った。
まさか今のような状況に追い込まれるなどとは夢にも思わなかった。
結局、視力検査そのものがネックになった訳ではないけれど、あぁ、今にして思えばあの瞬間からRyonの障害のための分厚い壁が私たちの前に立ちはだかっていたのですね。

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2006年3月28日 (火)

辞令受領

本日辞令を受領しました。
紙切れ一枚だけど重々しい・・・身の引き締まる思いです。
夫と障害のある息子を残し幼いJunと二人で行く決意をしたことに対してお褒めの言葉を頂くと同時に、本来の派遣の任務に加えて今回の不本意な形での受け入れに対して状況を少しでも変えられるように現地に着いてからも最善を尽くして欲しいとのお言葉を頂きました。
もちろん派遣教員として行くのだから本来の任務である国際交流や日本語指導に全力を尽くそうという熱意に燃えています。
しかしそれと同時に障害を理由にRyonの受け入れを拒否されたことに対し、このままではいけない、どうにかしなければ・・・という使命感に燃えています。
実際何ができるかわかりません。でもとにかく出来ることを探してやってみるしかないと思っています。
みなさん、どうか応援して下さい。

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2006年3月26日 (日)

Jun発熱

昨日Junが朝から少し熱っぽかったが、午後に昼寝をして夕方起きたとき熱を計ったら39.2度もありびっくり!!風邪の症状は鼻水くらいしか見られず心配したが、医者に行くと普通の風邪だろうとの診断だった。
抗生剤入りの風邪薬をもらい、翌朝にはすっかり元気になった。
Junは突然すごい熱を出すのでびっくりする。
オーストラリアではあまり簡単に抗生剤などもらえないと聞くし、異国の母子生活で病気などしたらコワいなぁ・・・
事情を言って少し置き薬用に処方してもらって持っていこうかな・・・

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2006年3月25日 (土)

筑前煮

海外暮らしなんて、和食があまり食べられなくなるかな~と思っていたら、以外に何でも手に入るという情報・・・
大根・白菜・醤油・みりん・こんにゃく・ひじきまで!
なーんだ、じゃあ今までとほとんど同じように夕飯のおかずも考えられるんだ・・・でもやっぱりゴボウはないらしい。日本で捕虜になった米兵士にゴボウを食べさせた日本人が後で銃殺になったなんてウソかホントか分からない話を聞いたことがあるけど、やっぱりゴボウは日本人以外には人間の食べるものじゃないと思われてるのかなぁ・・・。
そんなことを考えていたら筑前煮が食べたくなったので、夕飯のおかずに作りました。
あぁ、ゴボウさん、しばしお別れ!!            Pict0778                              

                                       

                                                                             

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2006年3月24日 (金)

電子辞書

Amazonで注文した名刺サイズの電子辞書が昨夜届きました。
こんなに小さいのに内容が充実していて感激!色もレッドでかわいい☆
ポケットに入れててもかさばらないので、いつでもどこでも辞書が引けて安心!
なーんて、半年前にエクスワードの英語専門用を新調したばかりなのに
なにかと言い訳を並べて自分の浪費を正当化しています。

                            SONY メモリースティック電子辞書 EBR-S8MS R ワインレッド (29コンテンツ, 8ヶ国語モデル, 名刺ケースサイズ)           

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2006年3月23日 (木)

住所・勤務先決定!!

夕方Telがあり、ついに住所と勤務先の連絡が入りました。
さっきまでまだ行けるかどうかも確信がもてなかったけれど、
いよいよ確実に行けそうです。
詳しい先生たちに尋ねると、勤務校も住所もなかなか恵まれている
みたいなのでまずはひと安心。
さあ、明日からは本格的に出発の準備を整えなければ・・・!!

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