今日は、私の勤めるMarryatville高校のスポーツデーでした。
この高校に勤めるのも終わりに近づいて、ようやく一年最大のスクールイベントに参加できました。日本の高校の体育祭とはかなり違っていて面白かったです。
場所は学校のグラウンドではなく、学校から7kmくらい離れた大きなスタジアムを一日貸切で行なわれました。
会場に着くと、まずそのスタジアムの広さに圧倒されました。
そして、生徒たちの衣装!! まるで仮装パレードのようでした。
教員は日本と同じように全員その日一日何らかの運営の仕事が当たっていましたが、私は一日何も仕事が当たらなかったので、じっくり観戦させてもらいました。
ついに一眼レフデビューです。といってもまったく研究してないので、すべてオートフォーカス、簡単撮影機能で、自分では難しい設定はせずに撮りましたが…
それでも、今までのデジカメとは違った撮れ具合に感激!
Dadからのリクエストもあったので大きめに貼りますが、さらにクリックして大きな写真を楽しんで下さい。(これでもサイズはすごく縮めています)
まずは一番きれいに撮れたと思う一枚から…
観客席からこんな写真が取れるのも望遠レンズさまさまで~す!

体育祭そのものは、陸上競技大会という感じでした。
日本のように1グループずつ真ん中で演技をするというものではなく、会場のいろいろな場所で、徒競争、幅跳び、高飛び、砲丸投げ etc. といったいろいろな競技が同時進行で行なわれていました。

だから、観客席から見ていてそれほど楽しめるものではありませんでした。保護者などの来客もちらほら見かける程度でした。
ただ最後のリレーだけは、会場の皆が集中して見ていたようで、ゴールの時には観客席が歓声の嵐で盛り上がりました。
生徒は競技に出場する時以外はまったく自由。観客席の好きな場所に居ていいし、売店で好きなものを買い食いしてもいいし、会場内ならどこをほっつき歩こうと自由でした。
生徒たちがあまりにも派手に着飾っているので、日本のクラス対抗応援合戦のように途中でダンスでも披露してくれるのかと思ったけれど、なにもありませんでした。他の先生に尋ねると、そんなことをしていたらダンスの練習や音楽の準備やリハーサルなど準備が大変でやっていられない、との返事。生徒は普段できないような好き勝手な格好をして楽しんでいるだけとのことでした。
その仮装パレードのような格好の生徒たち、そのまま競技に出場していたのにも驚き!
では、あっと驚くような生徒たちの奇抜な格好をどうぞ…

こいつら、くそ暑いのにいったい何考えてるんだか…
パンツを頭に被っている子もいれば…
背中に羽をつけた子もそのまま競技に出場…
観客席には全身真っ青に塗った子や…

こんなカツラをかぶった子も…
こんな格好だから競技もお遊びかと思ったら、しっかり記録を取ってあり、上位の生徒は州レベル、国レベルの大会へと繋がっていくそうです。
日本だと、生徒全員が全く同じ体操服を着て、最初の入場行進前にはシャツをズボンの中に入れていないだけで体育の先生から叱りつけられるという徹底ぶり。行進と言えば、練習の時に足が「左、右、左、右…」と揃うまで何度も練習させられたり…。こうして異国の文化に触れてしまうと、やっぱり日本の学校って外国人からみたら軍事教育みたいな異様な雰囲気に映るんじゃないかと思ってしまいます。
ここでまた、私が折に触れて書いている日豪教育比較になりますが、日本って行事に力入れすぎ!という感想。
豪…準備には極力時間はかけずに、当日一日、生徒に自由に祭を楽しませて終る。
日…1ヵ月くらい前から授業を潰してまで準備に時間をかける。当日は観客に演技を披露するためのもので、完成度の高い演出を目指し、生徒に対しては厳しい対応。
行事に対する考え方については、私としては豪を指示します。
日本の「学力低下」「授業時間の確保」などの問題の対策として、まず学校行事を見直すべきだと思います。準備には極力時間をかけずに、当日はできるだけ生徒に楽しませてやって若者の日頃のストレスを発散させてやる、そういうものでいいんじゃないかと思うのです。
(でもこれがなかなか難しいんですよね。日本って伝統とか今までのやり方にはすごく弱い国ですから…こんなこと日本の学校の職員会議で発言しようものなら、行事に命かけてるような先生からものすごい反発食らいますからね…「外国かぶれ」の一言で却下間違いなしですよ。)
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