いよいよアデレードでの勤務最終日
今日はいよいよBelair小学校勤務最終日、ここアデレードでの日本語補助教員としての最後の勤務日となりました。 午前の休憩、リセスタイムには私のためのお別れモーニング・ティーが用意され、そこで昨日まで必死で作った石鹸を職員全員に配りました。
石鹸は、モチーフにした姫路城の桜の写真とお礼のメッセージをつけて一つずつラッピングしました。昨晩遅くまで夜なべになったけど、なかなか洒落た贈り物になったかな…と、我ながら自負しております
熟成期間が足りず、まだアルカリが強くて使えないものを贈らなければならない、というソーパー失格の事態に…仕方なく注意書きを添え、お別れスピーチの中で「日本で桜が満開になる四月中旬になったら使って下さい」と言うと、妙にみんなに感動されてしまいました
→メッセージも記念にここに貼っておきましょう。
さて、ランチ前の四時間目の途中には、私をとても慕ってくれていたGinaとNicoleのクラスが私のためにお別れ会を催してくれました。ティムタムやべジマイト・サンドなどオージーフードがテーブルに並べられ、クラス全員の寄せ書きももらいました。 とりたててこのクラスのために何をしたというのでもないのに、こんなお別れ会を開いてもらって、とても嬉しかったです。
GinaとNicoleはここ数週間、校内で会うたびに苦しくなるほどのSqueeze Hugをしてくれました。生徒とHugし合うなんて、日本の高校ではありえないことだけに何だかすごく寂しいですね。。。
さて、私は明日から来週の帰国日まで引越しの荷造りに専念しますが、Junは帰国前日まで登校する予定。別れを惜しんでくれるみんなには「Junの送り迎えでまだ会えるから」と笑顔で別れました。
右も左も分からない異国の学校に来て、必死で精一杯頑張ってきた二年間の日本語補助教員の仕事。いろいろ辛いこと、難しいこともあったけど、こうして最後には自分を慕ってくれる生徒たちに囲まれ、感慨深く勤務最終日を迎えられたことをとても幸せに思います。私にとって、派遣教員としての仕事を締めくくるすばらしい一日となりました。
帰国まであと9日。